WEEKLY INSIDE STORY
第718号 実費をだしてでも
本県への移住体験事業
2020年09月20日
新型コロナウイルス感染症の発生から、テレワークなど自宅での仕事が認められたり、3密を避ける意味から首都圏から地方への移住等に関心が高まっています。
本県では、東京に「ILAC(いしかわ就職・定住総合サポートセンター)」および、ふるさと回帰支援センターにブースを設け、本県への移住に興味のある方に発信をしております。
しかし、もう一歩真剣に移住を考えていただくためには、現地に来ていただいて実際の本県の環境を見ていただくことが大事であり、短期の移住体験事業や、行きたいところをリクエストできるオーダーメイド型子育て移住ツアーというものを企画しております。
それぞれ、全額もしくは半額補助をしておりますが、この事業により本県を訪れた方が、今年は8月末で27組64名おられました。
この数字は、前年同月と比較しても多い数字であり、昨年までの実績でも、実際に67組92名の方がこれを契機に本県に住んでいただいております。
コロナウイルスの課題も依然として山積しておりますが、災い転じてではありませんが、東京一極集中が少しでも改善されればありがたいことだと思っております。
それにしても、実費負担してでも、本県を見に来ていただけることは、真剣さが伝わるだけでなく、感謝にたえないところであります。