WEEKLY INSIDE STORY
第727号 今年も1年ありがとうございました
明年の課題は?
2020年12月20日
今年も、無事36回メルマガを発信することができました。
感じなければ、書けない、動かなければ感じないとの精神で、日々アンテナを高く活動してまいりましたが、新型コロナウイルスは、視察等を難しくさせ、苦労した1年でもありました。
明年がいい年であってほしいと誰もが思うわけですが、果たしてどういう課題が予想されるでしょうか。
第1には、新型コロナウイルスのワクチンがいつ頃普及し、果たしてその効果は期待するに充分であるのかが、最大の課題でありましょう。
第2に、新型ウイルスの収束程度と密接に絡んできますが、経済の落ち込みがどれくらい回復するのか、といったことが挙げられるのではないでしょうか。
地方にとっては、税収の落ち込みが明確な中、新年度予算がどの程度になるのか、注目されます。
本県では、ここ数年*臨時財政対策債も含めて公債費を削減してきましたが、さすがに明年度は臨時財政対策債の大幅増が避けられないのではと予想されます。
引き続き、財政運営をうまくやりながら、経済再生にしっかりと取り組んでゆかなくてはいけないものと思っております。
明年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
*臨時財政対策債 地方交付税不足分の代替として、発行が認められ、後年度元利とも交付税で補填されるもの。