WEEKLY INSIDE STORY
第732号 柔軟な対応は?
始まるワクチン接種
2021年02月10日
我が国でも、ようやく新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まろうとしております。
まずは、医療従事者からということですが、これは県が中心になって医師会と調整しながら行われます。
一方、高齢者等4月以降の接種に関しては、市町村が主体となって行われる予定であります。
報道等によれば、集団接種であるとか、個別接種とか様々な検討がなされているようでありますが、偏に市町村の規模の格差が大きいため、一律に同じようにできるわけではありません。
むしろ、その市町の人口規模や病院の実態など、地域に応じて一番やりやすい方法で行われるのが望ましいものと思われます。
例えば、高齢者施設への訪問接種であれば、ついでに施設職員も高齢者ではないけれども同時に接種するとか、柔軟な対応もあってもいいのではないでしょうか。
国から様々な通知が来ますけれども、市町の地域の実情に合った都合のよさを最優先して接種が行われればと期待をしている次第です。
接種に関しては、希望者だけということですが、集団免疫の効果を高めるためには、少しでも多くの方が、理解を示していただければと念願するものです。