WEEKLY INSIDE STORY
第734号 予想通りのビッグプロジェクト
県立野球場建て替え
2021年03月1日
本県では、かねてより46年経った県立野球場の建て替えの要望が出ておりました。
隣県の同様のものは、プロ野球仕様で両翼97メートル以上、一方本県のものは91メートル余りで、どうしても隣県と比較して、プロ野球が来てくれないとか、老朽化が著しいという声を聞いておりました。
ただ、近年の財政状況から、ビッグプロジェクトを同時に二つ施行するのは難しいということで、執行部も必要性は理解しつつも躊躇していたのです。
しかも本県は文化立県として、仮にスポーツ施設と文化施設が並んだ場合には、文化施設が優先になる傾向はやむを得なかったところがあります。
本県の個性のなせる業とも言えます。
しかしながら、県立中央病院、県立図書館とビッグプロジェクトをこなしてきて、県立図書館の完成時期も見えてきましたので、次は県立野球場に着手できるのではと予想しておりましたところ、今議会で正式表明がありました。
今日まで、いろんなところで、次は県立野球場にゴーサインがでるのではと述べてまいりましたので、まさに予想通りになりました。
ただ、プロ野球仕様ということになりますと、5年間100億円という試算がでておりますので、今すぐ目の前に現れるわけではありません。
建て替えを期待していた皆さんには、ようやくの朗報ということになりますが、完成はまだまだ先であることをご理解いただければと思うものです。