WEEKLY INSIDE STORY
第763号 オープンが待ち遠しい
新県立図書館
2021年12月20日
この18日に、石川県の新県立図書館の本体工事が完成したことから、内覧会がありました。
旧図書館は、昭和41年開館ですが、耐震化もなされておらず、今般移転新築されたわけです。
比較を致しますと、開架冊数30万冊(旧11万冊)、書庫収蔵能力200万冊(旧75万冊)閲覧席500席(旧73席)、駐車台数400台(旧32台)とすべてにおいて、旧図書館を凌駕し、素晴らしい概要です。
本のページをめくるような外観のみならず、図書館部分は円形でスロープで4階まで行けます。
そして、単に図書機能にとどまらず、オープン広場や、食文化体験スペース、3Dプリンターを設置したものづくり体験スペースなど、様々な用途に使える空間も確保されています。
これから図書の移転も始まりますので、明年夏休み前には、オープンできる予定ですが、本を探すだけではなく、とにかく楽しく時間をつぶすことができる—そんな多機能図書館といえるでしょう。
他県の図書館等を視察しながら、最新鋭のということで、やはり後になるほど、素晴らしいものができるものです。
これからは、図書館建設の見本として全国からも視察に来られるのではないかとおもわれます。
開館が待ち遠しいですね。