WEEKLY INSIDE STORY

第768号　選挙活動と政治活動　

それぞれ別個のものなのか?

　現在、本県では次期知事選挙を目前にして、各陣営がしのぎを削っております。

　前国会議員と現金沢市長が争い、拮抗した戦いとも言われております。

　金沢市は、法律上でいう中核市で、保健所を自ら設置でき、ある意味コロナ対策では市が責任を多く分担しております。

　オミクロン株のまん延で、感染者が多く発生している現在、その陣頭にたつべき市長も参戦しており、果たして大丈夫なのか、疑問を持つところもあります。

　さて、私も11回選挙を経験してまいりましたが、選挙活動とその後の政治活動は密接な関係があると思っております。

　すなわち、泥臭い選挙をやれば、政治活動もその傾向が避けられませんし、パフォーマンス中心の選挙をやれば、政治活動もそれに引きずられるといったことです。

　従って、選挙活動をいかにきれいな形で行うかが問われていると思うのです。

　「策士策に溺れる」ということわざもありますが、そうならないよう、多くの人に訴えるという基本に忠実な後援会活動や、選挙活動を行ってゆきたいと思うものです。