WEEKLY INSIDE STORY
第769号 谷本県政に幕
同期がゼロに
2022年02月20日
この18日に、石川県議会定例会が終了し、とうとう谷本知事との論戦が最後となりました。
金沢市議会から石川県議会に転出したのが、谷本知事の選挙時の県議会補欠選挙であり、以来28年間議会を通じて、谷本県政を同期の桜として見てまいりました。
議会終了後、会派に挨拶に来られましたので、花束を贈呈すると共に、記念写真をとりました。
マスク越しではありますが、思い出したときにコロナ禍の最後であったと記憶に残るでしょう。
思い起こせば、初選挙の時に、「石坂君はいいなあ。選挙が楽で、しかも2年で2期になれるんだから」といわれました。
私は、谷本知事に「選挙が1回で終わるんならいいですが、私は次が大変なんです。谷本さん、選挙は最初大変なら後は楽ですよ」と申し上げたのを覚えています。
以来、私は選挙8回、知事は7回と重ねてまいりましたが、これほどの期間ご一緒するとは、当時思いもしませんでした。
しかし、28年にわたって谷本知事と県政の発展について関わってこれたことは、極めて幸せだと思っております。
中西県政の積み残した県庁移転やコンサートホール建設、その後の能登里山空港開港、金沢城復元、クルーズ船の誘致など、本県の飛躍発展の礎となる様々なハード整備も記憶に新しいところであります。
改めて、谷本知事にはご慰労申し上げたいと思いますし、今後もご健勝にて、これからの県政をお見守りいただければと念願している次第です。