WEEKLY INSIDE STORY

第773号　無難な滑り出し？

馳石川県政スタート

　この30日に、臨時議会が開かれ、新しい副知事・教育長の人事案件および、馳新知事の挨拶がありました。

　予算は、先に専決処分されたコロナ対策予算の事後承認だけですので、予算案件はなしで、質問もなし、1日で終了です。

　それでも、やはり馳知事がどういう挨拶をされるのかに注目がいったわけですが、知事としての今後の心構えなどが中心でした。

　「公平・公正」「谷本県政への評価と更なる発展への意気込み」といったところが印象的でありました。

　ただ、議会終了後の各派挨拶回りで、自民党会派の次に、2人会派の公明党に先に挨拶に行くということをされ、マスコミも驚いたようです。

　議会では、第二会派は未来石川議員会ですので、谷本知事も自民党の次には我が会派に訪れていたものです。

　ちょっとしたハプニングですが、意図的なのか、勘違いなのか、「公平・公正」の挨拶とは違った対応になったのは事実であります。

　議会初日の出来事とは言え、今後どうなるのか引き続き注視して、馳県政のあり様をみてゆかなくてはならないと思ったものです。

　とにかく、せっかく築き上げた「日本海側のトップランナー」としての位置をしっかりとこれからも伸ばしてゆく、そんな県政になってほしいものであります。