WEEKLY INSIDE STORY
第775号 積み残し案件にどう処するか
谷本県政の継承とは
2022年04月20日
石川県知事選挙が終わって注目されているのは、新知事が6月議会に向けて、どういう施策をうってくるかということです。
知事選の年には、2月議会で提案されるのが骨格予算となり、新規事業は総じて次の知事が6月議会に提案することになっているからです。
新知事は、「谷本県政の継承と発展」ということをうたっており、どういう形で継承をめざすのでしょうか。
谷本知事も、当選当初は前中西知事の積み残した県庁移転やコンサートホールなどの案件を処理されましたが、馳知事はいかがでありましょうか。
今日まで、議会で積み残し案件として理解されているものとして、
1.西部緑地公園における新野球場と産業展示館
2.農業公園の利活用方針
3.老朽化した教育センター及び社会福祉会館の建て替え問題
4.二の丸御殿の復元
などが挙げられるのではないかと思っております。
これらにどう対処してゆくかが、新知事の個性がはっきりするバロメーターといえるのではないでしょうか。
安全運転されるのか、大きく方向性をかえるのか注目されるところであります。