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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第785号 第7波をどうみるか

新たなフェーズに入ったのか?

2022年08月1日

 新型コロナ感染症も、小康状態からオミクロンBA5の出現により、一気に爆発的感染者数になり、各都道府県で最高値を更新しつつあります。

 けれども、政府は、日常活動について、気をつけつつも行動制限はしないとしております。

 各種イベントも、通常どおりが増えてきており、感染を心配する方がおられる一方で、前ほどには気にされない方も増えているようであります。

 感染症の専門家の方にお聞きをしますと、現在の状態では60歳未満の方の重症化率は、季節性インフルエンザとほぼ同等とのことです。

 このあたりが、感染症の第2類相当から第5類にさげてもいいという根拠になっているのかもしれません。

 この新型コロナ感染症の収束を考えるとき、感染者数の減少と、かかっても重症者が少ない状態とみなしますと、重症者は少ないが多くの方が罹患する現在は、集団免疫ができるステップという見方もできるのではないかと思います。

 専門家の方のご意見では、欧米では集団免疫ができつつあるが、本県では感染者の割合が15%程度と推察され、まだ集団免疫と言える段階には至っていないとのことでした。

 勿論、免疫は一生涯持続するわけではありませんが、この状態が継続する中で、我が国でも集団免疫の状況が生まれ、収束と言える状態になることを期待してやまないところであります。